京ぽんとケータイ考

ついに機種変しました。京セラの新機種、AH-K3001Vです。最大の特徴はOperaブラウザの搭載です。つまり、パソコン上のHPもケータイで見ることができます。ケータイならではの情報量を取られるコンテンツがありますが、そういったしがらみなく、より豊富な情報量(パソコン)のHPを無料で見ることができるのです。つなぎ放題なんで、メールもWebも使い放題で4000円台で済みます。


ケータイ会社がこういったブラウザを内蔵できない理由に、
「ケータイ向けの有料コンテンツを提供している会社が商売あがったりになってしまう」
といった問題があります。よってケータイ会社は技術的にはブラウザを実装できても、パソコン用サイトを見ることの出来るFOMAなどを投入することは自分たちの首を絞めることになります。今回、エッジはその改善できない点をうまく狙い、今回の機種AH-K3001Vを投入することが出来ました。現に1週間弱で2万台と、最近のPHSではありえなかった勢いで売れています。


TU-KAの「骨伝導スピーカー」やauのデザインケータイ「INFOBAR」、Vodafoneの「テレビ視聴」などは他のケータイ会社にもすぐに真似の出来てしまうアイデアです。実際、写メールを普及させたJ-PHONEでしたが、普及した1年以上先にようやく実装したDoCoMoの写真機能付きケータイは瞬く間にJ-PHONEの主力であった写メールのシェアを奪っていきました。その会社独自の真似の出来ない機能。そういった点で今回の端末は新鮮さがあり、今後の状況に期待させてくれるものであると思います。