無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法
年収10倍アップという刺激的なタイトル。前にビレッジバンガード(面白い本屋)でこの本が紹介されていて少し読んで忘れられなかったので、今日しっかりと読破した本です。内容のコアは「意識づくり」。自己啓発本はあまり読んだことはなかったのですが、革命的な手法ではなく、コツコツと実践して成功した体験談になります。どれも実行に移すべく、具体的な行動にまで落とし込んで解説されているため、非常にわかりやすくためになる内容でした。
【おっ!と思ったポイント】
- Let's noteと常時接続環境、マインドマップの活用→ノートPCを持ち歩くとケータイとは「情報量」が全く違う
- 資格や勉強する理論体系を大枠で把握してから取り組む→内容の背景(なぜ必要か)を考えることで勉強の視野が広がる
- インプットとアウトプットの割合を1:1にまで高める
- 乱読とは、質の良い情報から自分の問題意識にあったものをスキャンする能力
- 一般誌を読む時間を減らし、専門的な書籍を読むようにする→R25とかよりも日経新聞・専門書(時間は有限)
- TVは情報量が少ない、速読で
- 通勤電車で耳を使う、オーディオブックAudibleの活用
- 月収の5〜10%を自分の勉強に投資する
- 記憶の整理のため、1日6、7時間は睡眠する、できなかった場合昼寝で補う
- ソフトバンク孫正義、アメリカで成功したものを日本に持ってくるだけの「タイムマシン経営」でも利益を作り出せる驚き
- アイコンタクトを取りながら間をみて会話をする、論理的に会話をする
- 外部の、異質な人と会話をすることで刺激を受け、妥協ができない→成長できるチャンス
- 一分野を極めると他の異質な状況にもスマートに対応できる「ディープスマート」
- 英語アクセスの最低限はTOEIC800点、600〜700点は我慢して付き合ってもらえるレベル、860点からようやっと本当の仲間としてコミュニケーションができる
- 株や債権は初心者は絶対に損をするように動いてしまう、大事なことはそれを長期的な目で乗り切る方法
- オススメのビジネス書:「原因」と「結果」の法則、イノベーションへの解、イノベーションのジレンマ、明日は誰のものか、金持ち父さん貧乏父さん、ザゴール、チーズはどこに消えた?、7つの習慣
- オススメの経営書:あなたを変える「稼ぎ力」養成口座、実学入門経営が見える会計、社長になる人のための経理入門
【これからの意識づくり】
- マイルは意識せずに後からついてくるように、自動化できないポイントは使わない。マイルに興味がある→先には税金/経営の専門書を1冊ずつ買って勉強する
- 映画を観ると次の面白そうな映画CMが入る、本も一緒、とっかかりで意識が向くものであればどんどん波及していく→常に問題意識を持って、アンテナを広げる
- 日本語だけしか使えないと1億人、英語が使えると60億人→えいご漬け、MP3プレイヤー(iPod nano)でオーディオブック(Audible)
- 「簿記三級入門」を手に、家計簿を複式簿記でつけてみる→自分でお金の動きをつける
- キーボードの入力スピードを倍に→親指シフト(Wikipedia)を試す
- 速読についての資料を調べる→「どうすれば習得できるか」をチェック
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2007/04/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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2007.7.24 12:00 追記
年収10倍アップに関連する記事を見つけたので参考に。『即戦力の磨き方』も面白そうです。
簿記3級 - 束ねられていく記憶